creditcard2128_128ETCカードには2つの種類があります。

「クレジットカード会社が発行するものと高速道路会社が発行するものの2種類でしょ?」

と思ってしまいますが、クレジットカード会社が発行するETCカードのカードに「ETC専用カード」と「一体型ETCカード」の2種類のカードがあるのです。

ETC専用カードと一体型ETCカードとは

ETC専用カード

ETC専用カードは、本体のクレジットカードとは別のカードとして発行されるもので、有料道路のETCによる通行料金支払い以外の機能はありません。

ETC車載器に差し込んで利用することにしか使えません。ショッピングなどをすることもできないETCカードです。

一体型ETCカード

本体のクレジットカードとETCカードが一枚に合体しているETCカードのことを言います。

一枚でクレジットカードの機能とETCカードの機能が利用できるETCカードなのです。

この一枚でネットショッピングもできますし、ETC車載器に差し込んで通行料金の支払いもできるのです。

ETC専用カードと一体型ETCカードの違いとメリット

ETC専用カードのメリット

ETC専用カードはそのままETC車載器に差し込んで放置しておくことができるので、車に乗るたびに抜き差しする必要がないので、面倒ではありません。

本体のクレジットカードで普通に買い物なども可能です。

また、車の中に挿しっ放しで盗まれても、通行料金にしか使えないので悪用されるリスクもありません。

一体型ETCカードのメリット

一体型なので、車に乗る時だけ差し込んで通行料金の支払いにも利用できますし、抜いて使えばガソリンスタンドでガソリン代の支払いにも使えます。車から降りたら車載器から抜いておけば、普通のクレジットカードとして利用できます。

カードの枚数を増やさないで済むメリットがあります。また、ETC専用カードの場合はクレジットカードの年会費が永年無料でも、ETC専用カードの年会費は有料のケースがあるのです。一体型ETCカードの場合はクレジットカードの年会費が永年無料であれば、そのまま一体型ETCカードも年会費永年無料になるのです。