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ETCカードは、基本的にはクレジットカードに追加カードとして発行されるものです。※クレジットカード機能のないETCパーソナルカードというものがありますが、デポジット型で費用が発生するためクレジットカード審査にどうしても通らないという方以外はおすすめできません。
ここでは、クレジットカードに追加カードとして発行されるETCカードの作り方を解説します。
1.ETCカードが発行できるクレジットカードを比較する
ETCカード自体の年会費や特典を比較することも必要なのですが、基本的には支払いの元となる親カードであるクレジットカード自体のの年会費や特典を比較して、希望のクレジットカードを決める必要があります。
2.決めたクレジットカードのウェブサイトから申込む
クレジットカードのウェブサイトの申込みボタンをクリックし、基本情報を入力フォームに入力します。
このときに「ETCカードを申込み」というオプションにチェックボタンがあるはずなので、チェックをしたうえで申込みを完了します。
3.申込んだカード会社が審査を行う
申込んだクレジットカードのカード会社は申込み情報と個人信用情報を元に審査を行います。
4.審査に通過後、カードが発行される
審査に通るとクレジットカードとETCカードが発行され、自宅へ本人限定受取の書留で郵送されます。
クレジットカード会社によって申込みから発行(郵送)にかかる時間は違いますが、早くて2営業日、遅くて2週間という時間がかかります。郵送ではなう、受取型のクレジットカードの場合は即日発行も可能です。
5.車載器にセットアップする
ETCカードが届いたら車に取り付けた車載器にETCカードを差し込みます。
車についている車両情報がインプットされた車載器にETCカードを差し込みます。
ETC車載器を利用するためには「セットアップ」というETC車載器への設定によって、車のナンバーなど2おETC車載器にインプットする必要があります。これは個人ではできないため、一般財団法人ITSサービス高度化機構(ITS-TEA:旧名ORSE)に認可されたセットアップ店で行う必要があります。
6.ETCマイレージサービスに登録する
ETCマイレージサービスというのは、ETCによる高速国道等の通行料金のお支払額に応じてポイントが貯まるポイントサービスで、有料道路の通行料金の支払いができるサービスです。登録しなくても、ETCカードは利用できるのですが、登録しておけばクレジットカードとは別のポイントが貯まるのでお得になるのです。
7.ETCレーンを通行する
車載器にETCカードを差し込んだ状態で、高速道路などの有料道路のETC専用レーンを通過します。自動的にETCレーンに設置された無線機で支払い情報がクレジットカード会社に送られます。
8.通行料金が引き落としされる
クレジットカードによって違いますが、大体1カ月後~2か月後にクレジットカードに登録した銀行口座から引き落とされます。
ここまでがETCカードの発行から支払いまでの一連の流れです。