creditscoreup128_128ETCを安全に利用する方法みていきましょう。ETCがどんなに便利なものでしても、少しのミスで接触事故を起こす可能性があります。ETCの期限切れでETCレーンが開かずに危うく事故を起こしかけたことがありますので、こんな簡単なミスはしないと考えるのではなく、ETCレーンに入る前に少し点検をしておけば事故に巻き込まれずに済みます。

意外と多いETCカードの挿し忘れ

NEXCO東日本管轄内で、平成27年3月の調査では、レーンの開閉バーが開かずに停止するケースというのが約700台に1台の割合で発生しています。そして、その開閉バーが開かない約4割の原因が、ETCカードをETC車載器にさし忘れている、もしくは完全に挿入されていないことから起きるようです。

また、ETCカードがきちんとさしてあるのに、ETCカードの期限が切れていますと、当然ですが、ETCの開閉バーは開きません。最近のETC車載器に関しては、ETCの期限などを教えてくれるものがありますが、古いETC車載器ですと音声で知らせてくれませんので知らず知らずのうちにETCレーンが開かず焦ってしまうというケースがあります。

個人的な経験ですが、確実に開くと考えていた開閉バーが開かずにブザーなどがなってしまいますと、頭が真っ白になります。また、徐行を怠っていると開閉バーにぶつかりそうになります。

安全のためにETCカードを確実に挿入しましょう

ETCカードをETC車載器に確実に挿入するようにしましょう。確実挿入していても、カードの期限が切れていると意味がありませんので、有効期限に関しても注意をしてください。

ETCカードの挿し忘れ、挿入が不完全では、開閉バーは開きません。そして停止の原因になります。近年では、ETCカードの挿し忘れを教えてくれるアンテナが順次整備されています、

これは入金所近くにアンテナがあり、そのアンテナが設置されている入口付近では、車載器から音声やブザー音にてETCカ-ドがきちんと挿入されていない場合は知らせてくれます。

ETC利用可能なレーンを確認してください

ETCレーンに関しては、親友する前にETCが利用可能なレーンなのかを確認して、誤進入をしないように注意をしましょう。また、すべてのETCレーンが使えるというわけでもなく、ETCレーンの表示や信号などの識別などにはとにかく注意をする必要があります。

十分な車間距離を確保しましょう

ETCレーンでの事故を防ぐためには、前の車と十分な車間距離を取るようにしましょう。もし、前の車にトラブルがあって止まった場合、自分も余裕を持って停車することができるくらいの距離があった方が、余計な事故を起こすことなく安心です。

時速20km以下

ETCレーン内では徐行できるように時速20km以下まで減速をして進入するようにしましょう。ETCシステムは利用規定により、20km以下に減速して進入して、ETCレーン内は徐行して通行するように定められています。

これは、ETCレーンへの誤進入やカード未挿入により前の車が停車、もしくは開閉バーが開かないといった不測の事態が発生しても安全を確保するために時速20km以下に減速したのち、ETCレーンを徐行して通行する必要があるのです。

路側表示器の表示内容・ETCバーの動作を確認

ETCレーン内では徐行をして、路側表示器に表示された内容に従ってください。そして、ETC開閉バーが動作したのちに通行をするようにしましょう。

もし、ETCの開閉バーが開かなかったら、路側表示器を確認すれば、理由などがわかると思われます。

まとめ

便利なETCレーンですが、ノンストップでETCレーンを通過するためには、減速をして時速20km以下で通行をするようにしましょう。

特に、ETCカードがETC車載器に完全に挿入されていなかった、ETCカードをさし忘れていた場合などでETCレーンの開閉バーが開かないというのは約700台に1台のペースで起きています。

安全のために、前方の車がいつとまってもいいように減速をして、ETCの開閉バーが開かない場合でも突っ込まないようにETCレーンの中は徐行して進むようにしましょう。