クレジットカード会社が発行する法人ETCカードは、高速道路会社が発行する法人ETCカードよりもメリットは多くあります。何かしらの問題がないのであれば、クレジットカード会社を利用して法人ETCカードを作りましょう。今回はクレジットカード会社の法人ETCカードの作り方を紹介します。

クレジットカード会社の法人ETCカードのメリット

クレジットカード会社の法人ETCカードは、法人カードに付帯してついてきます。

クレジットカード会社の法人ETCカードのメリットは、カード会社にもよりますが、クレジット機能が付いていないサブカードを作れ、それを社員に使用させることができる点です。

つまり、社員がETCを利用すると、そのポイントがメインカードである経営者の法人カードにポイントとして貯まります。社員がETCを使えば使うほど、何もしなくてもポイントが貯まります。複数のサブカードを発行し、多くの社員に持たせておけば、ポイントが貯まるスピードもポイントの量もかなりのものになります。そのポイントを利用して福利厚生を充実させることもできますし、消耗品や備品の購入にあてることができます。

クレジットカード会社の法人ETCカードの大きなメリットは、ポイントであるといえます。

法人ETCカードの作り方

状況に応じた理想の法人カードを選ぶ

法人カードがなければ、それに付帯した法人ETCカードを作ることはできません。法人ETCカードまで考えているのであれば、その法人カードで何枚のサブカードを作ることができるのかも調べておきましょう。

小規模なのに何十枚もサブカードが作れても意味がありません。大規模なのに数枚しかサブカードが作れないと、新しく別に法人カードを作る必要が出てきて二度手間になります。

法人カードに申込む

法人カードに申し込みをしますと、申込書が届きます。申込書に記入・捺印の上、本人確認書類をはじめとした必要書類を同封して返送をします。また、法人カードに追加カードとして法人ETCカードの発行も依頼します。

メインカードとなる法人ETCカードが無ければ、サブの法人ETCカードを作ることはできません。

法人カードの審査

法人カードの審査は、法人としての活動実績がある方が審査には有利となります。中には経営者の人柄などを見て、起業したばかりであっても法人カードを作成してくれるクレジットカード会社もあります。

ただ、そのようなクレジットカード会社の場合、発行できるサブカードの枚数も少ない傾向があります。企業したばかりなら、問題ないのですが将来的には別の法人カードに切り替える必要があるでしょう。

法人カード審査通過

法人カード審査に通過した後に、簡易書留で法人カードと法人ETCカードが届きます。

サブカードが欲しい場合、クレジットカード会社に問い合わせて申込書などを郵送してもらいましょう。

まとめ

法人ETCカードを作るためには、法人カードを作る必要があります。法人カードは法人の規模や目的にあったものを選ぶといいでしょう。また、作れる法人ETCカードのサブカードの枚数を調べておくことも忘れてはいけません。

申込み自体はそこまで難しくはありません。手軽な気持ちで作るといいでしょう。