ETC車載器には様々な電気メーカーが参入を果たしていますが、パナソニック株式会社もその一つです。経営の神様と呼ばれた松下幸之助が創業者のパナソニックですが、エラー時のみに音声案内のシンプルタイプから業界初の光VICS統合アンテナのETC2.0車載器まで幅広く開発をしているパナソニックのETC車載器を紹介します。
パナソニック株式会社
パナソニック株式会社は、大阪府に本社を置き、パナソニックグループの事業持ち株会社として、山洋電気・パナホームなどを傘下に持つ、日本屈指の電気メーカーの1社です。旧社名は松下電器産業株式会社であり、創業者は有名な松下幸之助です。
電球などをナショナルの商標で販売していましたが、アメリカ進出の際に、すでにアメリカにはナショナルの商標が登録されていたので、パナソニックという名称を使い始めたという経緯があります。松下、ナショナル、そしてパナソニックなど使い分けていたのですが、次第に不便となったので2008年10月1日に現在の社名であるパナソニック株式会社に統一しました。
パナソニック株式会社は、日本屈指であり、世界でもトップクラスの電気メーカーなので、テレビをはじめとした家電などで高く評価をされています。そのパナソニック株式会社ですが、ETC車載器も顧客のニーズに応じて様々な機種を取り揃えています。
パナソニック株式会社のETC車載器
現在のところ、ETC2.0対応の車載器が2機種、通常のETC車載器は3機種用意されています。アンテナタイプも分離型(3ピースタイプ)と一体型(2ピースタイプ)のものまで複数のアンテナタイプを用意しています。
特に、余計な性能はつけていない、最小限のシンプルなタイプの音声案内がエラー時のみのCY-ET912KDが人気のETC車載器となっています。本体が非常にコンパクトであり、一般車からトラック、バスなどの24V車にも装着が可能であり、さらにETCカードが誤排出されないようにスライド式になっているので安心です。
また、パナソニック株式会社のETC車載器に関しては、パナソニック株式会社のカーナビと連動することができる点が特徴としてあります。パナソニック株式会社の対応するカーナビと接続することで、カーナビの画面にETCレーンの案内をはじめとして、料金の支払い情報、支払い履歴などが表示されます。
CY-DSR140D
パナソニック株式会社のETC2.0対応の車載器です。
ETC2.0は、従来のETC機能やITSスポットサービス機能に、高速道路で渋滞を迂回走行して利用者への料金優遇などの新しいサービスを受けることができるものです。2022年4月以降の高速道路は全てITSスポットに一本化されます。
CY-DSR140Dに関しては、業界初の「ITSスポット/光VICS統合アンテナ」を採用していますので、車内をスッキリさせることが出来ます。また、高速道路と一般道、両方の渋滞回避ルート探索が可能になりましたので、従来のモデルよりもより目的には早くつけるようになるなどの進化を遂げています。
CY-ET912KD
パナソニック株式会社のETC車載器の人気のシリーズです。これはETC2.0に対応をしていないのですが、音声案内をシンプルにしたスッキリデザインが魅力のETC車載器です
また、誤って膝などがETC車載器の本体にぶつかってもスライド式になっていますのでETCカードが誤排出されません。また、ETCカードを本体に全収納することができるので、カード盗難のリスクを軽減することも可能です。
まとめ
パナソニック株式会社は、松下幸之助が創業者で、日本屈指であり、世界でもトップクラスの電気メーカーです。
パナソニック株式会社のETC車載器の特徴として、パナソニック製のカーナビとの連動が可能ということです。また、ETC2.0対応の車載器なども販売しており、業界初の「ITSスポット/光VICS統合アンテナ」を採用したCY-DSR140Dがあります。
また、シンプルでスッキリしたデザインが魅力のCY-ET912KDもあります。
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