ETCカードを作る際に、ETCカードは1人1枚しか持ってはいけないのだろうか、と疑問を持った方がいるかもしれません。今回は複数枚のETCカードの作り方を紹介していきます。
ETCカードを複数枚発行できるのか?
ETCカードですが、ETCカード対応のクレジットカードであれば、クレジットカードを作るたびにETCカードを発行することが出来ます。
つまり、ETCカードは1枚しか作ってはいけないというわけではありません。希望した人が希望した分だけ作成することが出来るということです。
ただ、まったく同じクレジットカードは作成することはできません。例えば同じブランドで同種のカードを作りたい場合は、国際ブランドを変えて申し込まなければいけません。
例えばですが、ライフVISAカードを持っている人が、もう一枚、ライフVISAカードを作るということはできません。しかし、ライフMasterCardであれば、ライフVISAカードを持っていても追加申し込みが出来るというものです。
カード会社にこだわりを持っていないのであれば、他社でクレジットカードを作り、その際にETCカードを作れば、個人でETCカードを複数枚所持することが可能になります。
もちろんただというわけではありません。カード会社によってはETC発行手数料、年会費が発生するので、作ったとしても維持するのが面倒くさくなります。
しかし、もちろん不十分に作成する必要はないのですが、管理できる範囲内で、ある程度枚数を作れるときに作っておくと、仕事がなくなったときにクレジットカードが欲しくても作れないという状態を回避することが出来ます。
セゾンやアメックスを利用する
ほとんどのカード会社では、クレジットカード1枚につき、ETCカード1枚の発行となるのですが、セゾンやアメリカン・エキスプレスの場合、クレジットカード1枚に付きETCカードを5枚まで発行をすることが出来ます。
ETCカードが複数枚必要という場合は、複数のクレジットカード会社を利用するよりは、セゾンやアメリカン・エキスプレスを利用して作った方が簡単でいいでしょう。
NICOSカードに関しては、複数枚必要な場合は、コールセンターへ連絡をしてお願いをすると対応をしてもらえる可能性があります。
家族にETCカードを持たせたい場合
家族にもETCカードを持たせたい場合には、一元管理ではなく、すぐチェックすることが出来るように別のクレジット会社に申し込むという人もいます。
しかし、一般的にETCカードに関しては、なるべく1枚を使用する方が管理しやすくなるようです。
そして、家族でETCカードを使用した場合、親カードに対して家族カードを発行し、家族カードに付帯するカードとしてETCカードを申し込むと便利でいいですね。また、ETCカードはクレジットカードではありませんが、家族が使用するといっても他人名義のものは使うことはできません。
このサービスが利用できるのは下記の会社です。
- セゾンカード
- アメリカン・エキスプレス
- dカード
- オリコカード
- エネオスカード
これらの会社は、家族カードごとにETCカードを発行することが可能です。しかし、ライフカード、楽天カード、イオンカードは、これらのサービスを利用することができません。つまり、家族カードに対してETCカードを発行できません。
もし複数枚のETCカードを作ったら?
基本的に、次のことは注意した方がいいですね。
- 家族でも他人にETCカードを貸さない
- 支払いの管理をきちんとする
- マイレージポイントは合算できない
特に、マイレージポイントですが、複数のETCカードのポイントを合算することができません。1枚のカードが利用した分に対して付与されますので、注意をしましょう。
まとめ
ETCカードを複数枚作る場合、セゾンかアメリカン・エキスプレスが、1枚のクレジットカードに対して5枚のETCカードを作ることができますので、効率がいいでしょう。
また、家族でETCカードを使う場合は下記の会社のサービスが有利です。
- セゾンカード
- アメリカン・エキスプレス
- dカード
- オリコカード
- エネオスカード
親カードに対して家族カードを発行し、家族カードに付帯するカードとしてETCカードを申し込むことができるので便利です。
ただ、注意点として下記のものがあります。
- 家族でも他人にETCカードを貸さない
- 支払いの管理をきちんとする
- マイレージポイントは合算できない
この3点は注意が必要です。