night2128_128ETCカードには、様々な割引制度があります。割引制度を利用することで、ビジネスでもプライベートでもお得に高速道路に乗ることができます。ビジネスでは、大口・多頻度サービスと併用をすることで、かなり安く高速道路を利用することができるはずです。今回は、ETCカード割引の一つである、深夜割引について紹介をしていきます。

ETCカードの深夜割引の概要

ETCカード深夜割引を簡単に説明すると、NEXCOが管轄する高速道路を深夜0時~4時の間に利用すると、毎日30%の割引料金で高速道路を利用することができます。

これは、昼間に車が集中しないようにする、渋滞の量をなるべく減らすことを目的としているETCの利用目的に、このETCカードの深夜割引は実にマッチしているのです。深夜に走る車の量が増えれば日中の車が少なくなりますので、渋滞にもなりにくくなります。

ETCカードの深夜割引の対象車種

ETCカードの深夜割引の対象車種はすべての車が対象になっています。

他の割引のように特定の車種、例えば普通車や軽自動車、二輪車のみというわけではなく、すべての車両がETCカードの深夜割引の対象になります。

割引対象日時

このETCカードの深夜割引の対象日時ですが、毎日0時~4時の間が、ETCカードの深夜割引の対象の時間となります。

割引対象道路

ETCカードの深夜割引の対象道路ですが、NEXCO東日本、中日本、西日本のNEXCO3社が管理する全国の高速道路および宮城県道路公社の仙台松島道路が管轄している道路では、ETC深夜割引が実施されています。

ただ、京葉道路、第三京浜道路、横浜新道、横浜横須賀道路は割引の対処外になりますので、注意をしてください。

これが、「割引対象路線図」です。

割引率

肝心の割引率ですが、30%割引になります。

適用要件に関して

0時~4時の間に高速道路を走っていれば、このETCカードの深夜割引の適用条件を満たします。

つまり、0:30に高速道路へ入り、5:00に高速道路を出れば、深夜割引の適用要件を満たしていることになるわけです。それ以外の時間帯に高速道路へ入っても適用要件は満たしませんので、ETCカードの深夜割引は適用されません。

利用例と注意点

首都高速道路に関しては、NEXCOが管轄している道路ではありませんので、ETCカードの深夜割引の対象にはなりません。

そのため、例えば、首都高速道路の新宿インターチェンジ通貨時に深夜0時~4時だったとしても割引はありません。しかし、0時~4時の間にNEXCOが管轄している高速道路へ乗り換えることができれば、そこからの料金はETCカードの深夜割引の対象となります。

また、利用距離に関係なく一律の料金を支払う必要のある高速国道の区間(均一区間)内では、その区間の料金所の通貨時刻にて割引の可否を判断します。さらに均一区間と均一区間以外の区間を連続して利用した場合、区間内になる料金所の通貨時刻にもとづき判断をします。

まとめ

ETCカードの深夜割引は、深夜の0時~4時の間にETCを利用する場合、車種にかかわらず30%の割引を受けることができます。しかも、毎日30%の割引になりますので、かなりお得といえます。